年が越える

2009年12月28日 恋愛
今年はどんな年だっただろう。
盲目に突っ張った年、うつになって、気づいて、
自分の位置を以前よりも把握できるようになってきたかもしんない。
恋愛的にも、技術的にも、内面的にも。
自分は結構執着気質になる方、なのかもしれない。
未だに片思いを続けているという。
何も進展しないまま時間だけが過ぎていく。
好きな人が見ている世界、住んでいる世界と、あまりにも自分の世界が違った。
そりゃぁ、二人は交わるわけないよね。悲しいけど。
想像ができないもん。友達にすらなれるのかどうか。
みんな多かれ少なかれこんなもんなんだろうか。
わからない。とりあえず、あの人が私のことなんて見ていないこと、
気にも留めていないこと、考えてもいないこと、好きじゃないこと、
それだけはわかる気がする。
少なくとも、ちょっとしたきっかけは私の方から作ったんだから、
それに表立った反応を示さないってことは、そういうこと。
私は好きなのに、相手は私のことを特別好いている訳ではないって悲しいなぁ。
中途半端にアクション起こしてしまって、とっても恥ずかしい。
あいての生活圏に私はいないんだもの。
やんわり意思表示されてるし。はぁ。かわいい子に生まれて、
あの人と付き合えたらよかった。誰かと付き合えたら良かった。
無理な話だけどね。私はナルシストだから。
自分しか愛せないから。でも好きなんだよ。
諦めること。気持ちを隠して、自然な、知り合い程度の友達になること。
それくらいしかできない。これからも、きっとそう。
とにかく相手の負担になることは避けたいから、
そこらへんの距離感、反応はしっかり調節して。
あとは、自分から傷つくような真似はしないように。
それでもまだ、好きなんだけどね。
あれだな、たしかに気分は上がるな。

今日は同門の子の鼻がぐずぐずいってた。
後ろの席に座った子も鼻がぐずぐずいってた。
んでただいまワタクシも鼻がぐずぐずいってます。
うつったか。

今日は教養科目の先生とちょっとお話して楽しかった。
こんなことで楽しかった言ってる自分って終わってるんじゃないかと思うけど、
音大で異性と喋る場面なんてそうそうないし。
それは私が私であることに原因があるんだけど。
その話した先生のことを好きだなぁって思った。
その先生とはあまり気負わないで喋れるのに、
なんで好きな人とは喋れないんだろう。
というか、同年代の異性の人に対しての接し方がよくわからない。
わからなくはないけど、緊張するし、何話していいかわかんない。
喋る機会なんて無いからいいんだけど。
たぶんその先生と喋る時は、先生と学生という立場がはっきりしているから、
自分の役割を演じることができて楽なんだと思う。
それに先生は年上だから気を遣ってくれるし。
でも同年代ではそれがないから、自分がどういう立場であればいいのか
わからなくて不安になる。引け目を感じている自分がいる。
ただ、その先生との楽しい会話だって、いいところだけを味わっているから
楽しいのであって、結婚とかつきあうとかなったら楽しいことばかりじゃない
現実が待っているんだろうな、そんなことをふと思った。

今日の彼はとても楽しそうだった。勿論私は気づいてない振りをした。
お土産の袋を持っていたけど、それは私とは関係のないところにある。
たくさんの人と喋っている彼を見て、授業が始まったら
姿が見えなくなった彼をみて、心の中に黒いものがどろどろと出てきた。

「幸せそうにしないでよ」
「すこしは私のこと考えてよ」
「いい気にならないでよ」

彼が近くにいることを知ってか、声のトーンがあがっている友達にも腹が立った。
それは彼へのアピール?何もアピールできないでいる私。
アピールしたところで相手にされないのはわかっているから、
そんなのかなしいから、遠くで見ているしかない。
こんなに私を悲観的にさせる(そうしているのは私だけど)のに、
なんで私は彼のことが好きなんだろう。
もう好きじゃないのかもしれない。ただ、気になるってだけで。
親しい友達には、「友達」でいいじゃんって言われたけど、
その「友達」の振りもできない私は人間失格だと思った。
意識するレヴェルが高すぎて、首から下がいうことをきかない。
明るく挨拶をしたいけど、逃げたい自分を奮い立たせて彼の前に行く力が
今はもうない。

自分が何をしたいのかよくわからない。
考えるのはとても疲れるから、知らない振りをしていた方がまだまし。
でもなにかが変わってくれるのを期待してる自分がいる。

ここじゃないどこかにいきたい。

なにもかも取り去って、田舎に帰って何も無かったように暮したい。
そこらへんの企業に就職して実家で暮らすかアパートでも借りて一人暮らし。

ここじゃないどこかをここにする力を私に。

こんなどうでもいいことをもんもんと悩んでる私は、
なんてつまらない人間なんだと思った。それが人間だからか。

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